2020.07.30
ITEM
Cordovan『革のダイヤモンド』とも呼ばれる由縁
新喜皮革のコードバンを贅沢に使用したSLOW Traditionalシリーズ
別名「キングオブレザー」「革のダイヤモンド」とも呼ばれ最高峰の品質です。
馬革を専門とするプロフェッショナル新喜皮革は日本が世界に誇る
創業1951年のタンナーで原皮のほとんどがヨーロッパの農耕馬で
サラブレットのような筋肉質な馬からしか採取できない特別なピースです。
なんと言っても、牛革の3倍もあると言われる強度
コードバンは非常に頑丈な皮革であり、牛革の2倍から3倍の強度を持っていると
いわれています。シミや、汚れ、傷などにも強く、非常に長期にわたって使用し
続けることが出来ます。きちんと手入れをすれば一生使っていけます。
また、使えば使うほど独特の光沢がでて味わい深くなります。
コードバンは、長期間の熟成期間やなめし期間を経て
馬の臀部にしか存在しない緻密な繊維層を裏側から削りだし
再び熟成と乾燥等で手間暇をかけて、計10か月を掛け仕上げた馬革です。
独特の光沢感と重厚な質感はまさに革のダイヤモンド
▼この革が完成するまでに職人の並々ならぬ時間と労力が必要です。
資料:提供新喜皮革 SHINKI-HIKAKU co.Ltd.
コードバンの持つ独特の透明感・艶・色の深みはグレージングと言われる
作業工程で、染料を用いて調色が行われた後に特別なオイルを含んだ
コードバンの表面に薬品を塗布、定着後、ガラスの棒を用いて摩擦
平滑にすることで生まれます。
一枚のコードバンの中でも箇所によって強度を調節する必要があるこの
工程は職人の技術が求められます。
コードバンは、様々な職人の手を経て仕上り、他の種類の革とは異なる輝きを
放ちます。それは新喜皮革の60年以上に渡る積み重ねと
原皮選びから一貫したこだわりが放つ結晶の輝きでもあります。
財布内装には“ベビーカーフレザー”(牛革)を使用。
他を寄せ付けないキメの細かさと滑らかさが際立つ最高級素材
成牛に比べて繊維がキメ細やかでキズも少なく、スベスベしていて滑らかな
手触りが特徴です。
キップスキン、カーフスキンよりも更に希少なレザーになります。
これだけ繊細な革を取り扱うのは、SLOWの熟練した職人集団による
確かな技術があるからこそ。
革の質、職人の技の織り成すSLOWのハイエンドライン
是非お試しください。