2020.12.08
そもそも「カシミヤ」とは?
本格的に昼夜問わず肌寒くなってきましたね。
この時期の素材といえば、コーデュロイ・モヘア・ウール
そしてカシミヤ。
カシミヤはとにかく高くて高級!というイメージ。
カシミヤカシミヤと、冬になると耳にする機会も多いと思いますが
実際のところカシミヤって何だろう?
ちなみにカシミヤとカシミアは同じで、どちらで表しても同じだそうです。
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:そもそもカシミヤとは?
カシミヤとは、中国・モンゴル・ネパールを始めとした
寒さの厳しい環境下の高台に生息している
「カシミアヤギ」から採れる高級品種の毛繊維のことです。
カシミアヤギってどんなの!?
アニメのハイジに出てくるのもヤギですよね。
首に鈴輪を付けて、メ~メ~言ってる動物です。
あんな感じのビジュアルを想像してくれれば大丈夫です。
おおよそ1頭から取れる毛量ですが
カシミアヤギと一般的な羊からとれる毛量の差は
ウール(羊・ひつじ)=2~4kg
カシミヤ(山羊・ヤギ)=150~250g
圧倒的な採取量の差、、、加えて
ウールはバリカンを使い
羊から手っ取り早く採取しますが
カシミヤは櫛(くし)を使い
時間をかけて丁寧に採取していきます。
毛量や時間以外でも
カシミアヤギの生息数自体も少ないため
必然的に高値で取引されています。
「軽く型崩れしにくい・柔らかい極上の肌触り
保温保湿に優れている・品のある光沢感」
これだけ聞くとつけ入るすきも無いですよね。
けれども全てのカシミヤが
高級という訳ではないのはご存じでしたか?
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:カシミヤにもグレード分けが存在します。
カシミヤにもそれぞれ品質に応じたグレードが存在します。
個人的にも調べるまでは
カシミヤと何か表記が付くと
大体一緒と認識してしまっていましたが
グレード分けすると
「繊維自体の長さ・繊維の直径・異物混入率」の
3つの基準に照らして判断されるようです。
少し難しく言葉が並んでしまいますが
要は長くて細くて不純物が少ない
この要素の具合で
繊維のグレードも変わるんです。
カシミヤ混合という表記の場合
あまりにも値段が安い場合は
カシミヤの混率が低かったり
グレードが低かったりするモノです。
けれどもカシミヤ繊維はμ=ミクロンの世界観。
他と比べて何が違うの?といった疑問も生まれますので
実際手に取って肌で感じて
店舗で色々説明を聞いて選ぶのが一番かと
個人的に思います。人によっては
カシミヤは高すぎるし扱いが分からないからウールで十分
という意見の方もいらっしゃるのでは?
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:カシミヤとウールの違い
では簡単にどう違うのか?という点で
簡単にですが
-ウール-
・独特のガシッとした肌触り
・カシミヤと比べると温かみは低い
・少し重い
・チクチクする
(ウールは繊維のゲージ数やグレードで特徴が異なります)
-カシミヤ-
・柔らかい肌触りとヌメり感
・ウール以上に温かい
・軽い
・繊維表面の突起が少ないのでチクチクしずらい
高級繊維に位置づけされているだけあって
デメリットのつけ入る隙もないぐらいですが
唯一で言えば
カシミヤは扱いにくいと思っている方も多いと思います。
定期的にブラッシングやピリング等毛玉の除去
あーめんどくさい、、と感じますが
1年に1度しか訪れない冬。
定期的なローテーションと考えると
頑張って使ってみようと個人的には思います。
グレードがあるといっても
カシミヤはカシミヤなので
どんな価格帯や混率にしても
自分が気に入って選んだのであれば
大切にしていきたい気持ちは同じはずです。
SLOWでもクロージングモデルとして
ハット・グローブ・キャップに
カシミヤを取り入れ展開しています。
「繊維の宝石」と言われる高級繊維のカシミヤですが
ベーシックなアイテムに落とし込む事により
身近に「良い素材」を体感でき
ライフスタイルに取り込みやすいアイテムばかりです。
ドレス感あるコーディネートの外しとしても活躍しますね。
ここまでシンプルで高級感があり
こういった形は珍しいのかもしれません。
個人的にカレッジなスタイルも好きなので
今期はカシミヤキャップに
カレッジマフラーなどを合わせるのが今の気分です。
身も心も温めてくれるアイテムなのでオススメです。
自身のライフスタイルに何か楽しみや発見が生まれると
何だか心もワクワクしてきませんか?
是非、ご一緒に温まりましょう!笑
※オンラインストアには掲載がございませんので
お問い合わせは各直営店舗までお願い致します。
それでは本日はこの辺りで。