CONCEPT

CONCEPT

SLOW(スロウ)というブランドネームは、移り変わりの激しい時代に流されずゆっくりと創作を追及していきたいというモノ創りのスタンスを示しています。
「自分たちが持ちたくなるモノを作る」という精神を原点に、使うほど味わい深くなるモノ・ゆっくり永く愛用できるモノを日本の職人が誇る技術を駆使し創作しています。
欧米(イギリス、フランス、アメリカ)のトラディショナルスタイルを独自の解釈で「新しい提案、価値のある伝統は質の高い革新によって生まれる」という言葉を常に考えながら、カジュアル ながらも品格を纏うモノを提案していきます。

SLOW FACTORY

SLOW FACTORY

ゆっくり、永く、時間経過によって生まれる表情の変化を楽しむ。
そこには熟練の職人達の創意工夫と日々積まれてきた研鑽があります。
個体差による色や質感の違い、皮を革にする工程で生まれる違い、職人ひとりひとりの技術、その時々の環境など、
ちょっとした違いが積み重なりひとつひとつの製品の表情を作っています。

製品が出来上がるまで

  • 01 – 革の選定と裁断

    革製品づくりを始める前に、まず多くの牛革の中から製品に使用する高品質な革を慎重に選定します。ここでは、牛革に刻まれるシボや個体差を仕分けしその後、製品の各パーツをカタチ通りに形成するため、型を用いて裁断を行います。

  • 02 – 革漉き

    パーツとなる革を裁断したあとは、部位によって異なる原皮の厚みを適正な厚みとなるよう、革漉き(かわすき)を行います。「革を漉く」ことによって、製品の軽量化や加工がしやすくなり縫製がとても綺麗に仕上がります。

  • 03 – 縫製

    パーツの組み立てが完了すると、いよいよ縫製に入ります。製品の構成、パーツの数だけ、縫製の難易度も上がります。最も技術を必要とされる「縫製」では、工場の中でも高い技術力のある熟練の職人が担当し、こだわりを持って製品にしていきます。

  • 04 – コバ磨き

    革をカットした断面(切り目)のことをコバ面と言います。
    鞄や小物の仕様によっては「切り目仕立て」といって、このコバを隠さず、むしろ活かしてデザインすることがよくあります。ただし、コバをそのままにしておくと繊維ほつれたり、割れたり、黒ずんだりしてしまい、鞄や小物の美観を損なうことに。そこで、コバを保護しながら美しく見せる加工が必要となります。その代表的なものが「コバ塗り」です。

  • 05 - そして製品へ

    05 – そして製品へ

    作業工程の殆どを人の手で手間暇かけて行います。時間をかける分、
    美しく自然な仕上がりとなり、物の完成度がグッと上がります。