2021.10.19
Cordovan -ホーウィンと新喜皮革-
こんにちは、SLOWです。
SLOWではお馴染みとなった”コードバン”ですが、
実は2種類のコードバンを使っています。
アメリカの「ホーウィン」社と
日本の「新喜皮革」社のものを
使用していて、共通することは
原皮鞣しから仕上げまで一貫して
1社で行っている所になります。
しかし、それぞれのやり方や工程があり、
時間をかけてプロダクトアウトされたコードバンは
似て非なる魅力を放っていると感じます。
SLOWでは、そのコードバンの風格に
合わせて素材の良さを最大限に
活かしながらも
モノづくりの質を追求し財布などを製作しています。
まずはホーウィン社のコードバン
ツヤはもちろんのこと
昔ながらの製法で行われた
植物性鞣しによって
自然な風合いを残した仕上がりに
なっています。
ピンホールや毛穴といった革らしい表情も
ひとつの味として唯一無二の1点ものとしての表情がたまりません。
場所により色合いも変わるので
宝石を見ている感覚に近いものを感じます。
続いては「新喜皮革」社製のコードバン。
こちらも、植物性の鞣しを行ったあとに
職人が手作業で艶出しの加工を施します。
「革のダイヤモンド」と称される
そのコードバンは
新品の状態でも鏡面が現れるほどの
艶があり、
そのきらめきはいつ見ても
魅了されるものがあります。
※左が「ホーウィン」社 右「新喜皮革」社
是非、店頭にてゆっくりと比較して頂き、
ご自身に合ったコードバンを探して
みてください。
本日は、この辺りで。